こうこんにちは！脳卒中リハビリセンターMOMOKAの沖野です！

今回は㈱STROKE LAB様主催のハンドリングセミナー第6回目に参加して学んできたことを書いてみようと思います！
内容は，『長期間寝たきりの状態が続くとどうなるのか』についてです．

結論から申し上げると，長期間にわたって臥床(寝ている)状態だと，廃用症候群になる可能性が高くなると言われています．

【廃用症候群(生活不活発病)】
・「生活が不活発」なことによって生じる全身のあらゆる機能の低下．
・「生活が不活発」とは，「活動」が低下した状態
参考：厚生労働省HP「生活不活発病と生活機能低下の悪循環」https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/09/dl/s0917-6a_0007.pdf

そして，廃用症候群の症状としては，

• 関節拘縮(関節が固まること)
• 筋委縮・筋力低下(筋肉が小さくなること，減ること)
• 骨萎縮・骨密度低下
• 褥瘡(床ずれ)
• 深部静脈血栓症→肺塞栓症(血液の塊が静脈や肺に詰まること)
• 心肺機能低下
• 起立性低血圧
• 消化機能低下(食欲不振や便秘など)
• うつ状態
• 周囲への無関心

数えきれないくらい，体や心にたくさんの症状が出てきます...

健康な人であっても10日間の安静で約6.3％，病気を有する方では17.7％の筋肉量低下がみられたとのこと．
参考：安静臥床が及ぼす全身への影響と離床や運動負荷の効果について　(著者)佐藤知香　梅本安則　 田島文博　Jpn J Rehabil Med 2019;56:842-847

脳梗塞や脳出血で回復期病院に入院された方は1日２~3間のリハビリテーションを受ける場合が多いため，
身体機能が大きく向上することが多いですが，病院を退院してご自宅や施設に戻った後は屋内に閉じこもる時間が長くなり，1日の中で体を動かす時間が少なくなる傾向があるように思います．
そうすると，せっかく病院のリハビリテーションで頑張って良くなった体の機能が衰えてしまう...。

こういった現状に一石を投じる(たい)のがMOMOKAのリハビリサービスです．
自費のリハビリ施設のため，介護保険や医療保険をご利用の方でも併用して頂く事が可能です．
実際に介護保険サービスでデイケア(通所リハビリ)に通いながら，当施設をご利用して頂いている方もいらっしゃり，
お身体の改善にお喜び頂いています．

現在，期間限定で体験リハビリ無料キャンペーンも開催中ですので，ぜひこの機会にMOMOKAのリハビリを体験頂ければと思います！

【沖野】