脳卒中リハビリセンター
小金井のリハビリ施設
営業時間 | 9:00~18:00 ※日・祝日を除く |
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アクセス | 〒184-0004 東京都 小金井市 本町4-1-1 小金井ハイツ105 JR武蔵小金井駅 徒歩8分 駐車場:2台有 |
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(株)STROKE LAB様主催「基礎ハンドリングセミナー」【第5回】
こんにちは,脳卒中リハビリセンターMOMOKAの藤澤です.
今週もハンドリングセミナー行ってきました!その中で嚥下についてのお話もあってので、今回は「嚥下」についてわかりやすく説明していきたいと思います。
「嚥下(えんげ)」とは、食べ物を飲み込み、口から胃へと運ぶ一連の動作のことです。嚥下がスムーズに行われるためには、多くの器官の筋肉や神経などが連携してはたらいています。1)2)
食べ物を認識してから飲み込むまでの過程はおおまかに5つに分けられます。
1.先行期
食材を、目や鼻で食べられるかどうか判断し、口まで運びます。
2.準備期
食材を唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすい形にまとめます。
3.口腔期
舌を使って飲み込んでいきます。
4.咽頭期
「嚥下反射」という機能が働いて、食材が咽頭(のど)を通過し、食道に入ります。
5.食道期
食材が食道から胃に運ばれます。
この特に咽頭期が食材を食道に運ぶため大事な役割をしています。
嚥下の流れの機能のどこかが弱り、飲み込みにくくなるなど、口から食事が摂れなくなって低栄養状態になったり、「誤嚥」が起こりやすくなるなど、様々なリスクにつながります1)2)。
※「誤嚥(ごえん)」とは、食材や唾液が食道ではなく、呼吸をする気道に入り込むことをいいます。
脳卒中やパーキンソン病などで、飲み込みにくさ・口の動かしにくさを感じる方も多いと思います。
口やのどのリハビリとして、
①姿勢を正す⇒顎が上がると飲み込みにくいなど
②ほほを膨らませるトレーニング(写真参照)
③あいう体操(写真参照)
こんな体操があります。
少しずつ動かしていきましょう。
藤澤
1)日本神経治療学会治療指針作成委員会,標準的神経治療:神経疾患に伴う嚥下障害.神経治療学.31(4)435-470(2014)
2)中村育子,知っておきたい高齢者の食と栄養.社会保険福祉協会.
〒184-0004
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