(株)STROKE LAB様主催「基礎ハンドリングセミナー」【第４回】

こんにちは，脳卒中リハビリセンターMOMOKAの藤澤です．
 

みなさん、自分の姿勢・歩き方の特徴知っていますか？

右肩が下がっている、猫背、身体が左にねじれている...など

元々、自分で感じている方もいれば、整体に行って指摘された方、
なかなか自分の身体について考える機会がない方、様々だと思います。

肩や腰や膝などに痛みのある方は、姿勢や歩き方・身体の使い方が原因のことが多いです。
脳卒中やパーキンソン病で姿勢が傾いたり、動きにくいことで痛みが出るケースもよくあります。

そこでひとつ、簡単！猫背改善ストレッチを紹介します。

『猫背改善ストレッチ』

画像のように、
①背中の後ろで手を組み、肩甲骨をギューッと寄せて背筋を伸ばします。
②両手をおなかの前で組、背中を丸めて左右の肩甲骨を遠ざけます。

これをお仕事や家事の合間にちょくちょく行うとすっきりします！
肩甲骨や背骨、胸の筋肉が硬くなると猫背になりやすいです。

もう1つおまけで、痛みのない方は、
肘を曲げて指先を肩につけ、肘を大きく円を描くように回します！
『大きく』です！肘と肘をくっつけたところから耳の真横、頭よりも後ろにゆっくり回します。
これはしっかり動かすので肩や肩甲骨が少しきついと思いますが、毎日繰り返していくと楽になります。
 

痛みや動きにくさの原因を探ったり、対処法や改善法を導き出したりするのがリハビリの特徴だと思います。
今回のセミナーも動作や姿勢を観察・分析することがテーマでした。

 

私たち療法士は、専門や大学生の頃に病院や施設にて臨床実習を行います。
そこで必ずと言っていいほど教えていただいたのが、
『患者様の”マネ”をすること』

患者様がどのように身体を使っているのか、この姿勢だとどこに負担がかかるのか、など身をもって感じることができます。
しかし、人によってクセや動かしにくい場所、ずれている場所が異なるので観察力が必要です。

 

余談ですが...人間を観察することに関して、最近すごいなと感じたのは、前シーズンのドラマ『ブラッシュアップライフ』です。脚本がバカリズムさんで結構話題になりましたね。
ストーリーが面白いのはもちろん、「あ、昔これやってた！」「この言い回しは女子ならではだな～」とかくすっと笑えるドラマでした。すごく観察されているんだろうなと思いました。

まだ見ていない方は是非！おすすめです。

 

自分の身体の特徴を知ると、痛みや動きにくさに対して改善する方法が出てくると思います。
MOMOKAでは理学療法士の資格を持つスタッフが対応します。
自分自身ではわからないことも、しっかりとお伝えします。

藤澤