脳卒中リハビリセンター

小金井のリハビリ施設

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アクセス
〒184-0004
東京都 小金井市 本町4-1-1 小金井ハイツ105
JR武蔵小金井駅 徒歩8分 駐車場:2台有
042-316-7956

脳卒中後に疲れやすさを感じる方へ

こんにちは,脳卒中リハビリセンターMOMOKAの沖野です!

昨日,㈱STROKE LAB様主催の基礎ハンドリングセミナー第3回に参加してきました.
今回は,講義の中で学んだ,脳卒中後の疲労についてまとめてみたいと思います.

【脳卒中後疲労(PSF):Post Stroke Fatigue)】とは
多面的な運動知覚、感情、認知的な経験によって特徴付けられる、身体的または精神的活動中に発生する、早期の疲労感、倦怠感、エネルギー不足、努力を嫌う感覚のこと。通常は休息によって改善されない。

【脳卒中後疲労の特徴】

脳卒中後の疲労感の特徴には、日常生活の活動を行うための圧倒的な疲労感とエネルギー不足、昼寝、休息、または長時間の睡眠の必要性、脳卒中前よりも日常生活を送ることにより簡単に疲れること、明らかな理由がない場合の予測不能な疲労感が含まれる場合がある。脳卒中後の疲労感は脳卒中の重症度と相関していない可能性が高く、非常に軽度の脳卒中を経験した人でも、脳卒中後の疲労感が生じる可能性がある。

【脳卒中後疲労はどの程度続くのか】
脳卒中後の疲労感の期間に関して、急性疲労は最大で6ヶ月続くことがあり、慢性疲労は2年後に40%の患者で持続する可能性があります。別の研究では、脳卒中発症後6年間でも、患者の1/3には疲労感が残存していると報告されています。

【疲労を軽減・管理するためのポイント】
①1日にできる範囲の事を行う:
発症以前に行っていたこと全てをやろうとすると,更に疲れてしまう可能性があります.物事を行う前,または後に適度な休憩を取ってみましょう.

②無理のない範囲で運動を取り入れてみる:短い距離の散歩やエアロバイク等を行ってみましょう.体力をつけることで疲労感の軽減が図れる可能性があります.

③十分な休息と睡眠:日中は休息や昼寝が必要となる場合があります.ただし,夜寝れない場合は昼寝を控えるようにしましょう.

(引用文献)stroke association【tiredness and fatigue after stroke】https://www.stroke.org.uk/effects-of-stroke/tiredness-and-fatigue
american heart association


 

脳卒中後疲労の改善には数ヶ月〜数年の期間を要す場合もあるようです.
また改善のポイントとしては,無理をせず,疲労が感じない範囲で少しづつ日中の活動量を増やしていく事のようです.

脳卒中リハビリセンターMOMOKAでは,落ち着いた空間でマンツーマンで,お一人ひとりのペースに合わせたリハビリサービスを提供しています.

身体機能や体力の改善に向けて一歩踏み出してみたい方,私たちと一緒にリハビリをしてみませんか??


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