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2024/7/22更新
こんにちは。脳卒中リハビリセンターMOMOKAの沖野です。
今回は、理学療法士として8年仕事をしてきて、自身が感じること・思うことについて書いてみたいと思います。
内容は少し重い・暗い話になりますが、ご了承下さい。
理学療法士として働いていると、少なからずご利用者様の最期に立ち合うことがあります。
別れは突然訪れます。
『つい数日前まで一緒にリハビリをしていたのに....。』、『また来週も会えると思っていたのに....。』
ということが何回かありました。
そのたびに思うのが、
『本当に、人の死というものはいつ訪れるか分からない』
という事です。
平凡で淡々とした毎日が続くと、いつの間にか、そのような生活が今後もずっと続くものだと錯覚してしまいがちですが、それは幻想なのだと、気付かさせてくれるのが、人との別れなのかもしれません。
『良き人間関係の構築の先に、良いリハビリの提供がある。』
これが、最近至った私の信条です。
極端で不謹慎な表現かもしれませんが、『次にもう会う機会が無く、最期の関わりだとしたら...。』という視点で物事を考えると、対人との関わり方は中途半端なものでは無くなってきます。
そこには、熱量(情熱)や礼節、労り、思いやり、尊敬、感謝・異型の念などが多く混ざって、より全力で向き合う姿勢が伴って、その人と濃密で豊かな時間を過ごせるのではないかと思います。
とりとめもなく、分かりにくい文章となりましたが、自分自身に対して何が言いたいかと言うと、
『「ご利用者様はじめ、関わる人々に対して常に全力で向き合えているか」を自分自身に問い続けよ』
ということになります。
重要なことだけれど、日常に埋もれて忘れやすい事だからこそ文章に起こしてみました。
1日1日を大切に。
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