脳卒中リハビリセンター
小金井のリハビリ施設
営業時間 | 9:00~18:00 ※日・祝日を除く |
---|
アクセス | 〒184-0004 東京都 小金井市 本町4-1-1 小金井ハイツ105 JR武蔵小金井駅 徒歩8分 駐車場:2台有 |
---|
変形性膝関節症とは、加齢や筋肉量の低下などにより軟骨がすり減って、痛みが生じる病気です。関節のクッションである軟骨がすり減ると、膝関節の骨と骨のすき間が狭くなって内側の骨があらわになり、骨に突起物ができたり、骨が変形したりします。また、関節包に炎症が起こるため、関節液という黄色味がかった粘り気のある液体が分泌され、いわゆる「膝に水がたまった」状態になります。
男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。
【原因】
加齢や肥満、外傷などが原因となります。日本人はO脚の人が多く、膝の内側に負担がかかります。半月板も徐々に質が変化して、少しのストレスで切れてしまうこともあります。半月板が切れるとその位置がずれてクッションの役目を果たさなくなり、軟骨が減ってゆく原因ともなります。
■関節軟骨の老化
■関節リウマチ など
■細菌の感染(化膿性関節炎)
■膝の靭帯や半月板などのケガ(外傷)
■過度な運動・使いすぎ
■肥満
【症状】
初期:立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛みが出ます。
中期:痛みにより正座や階段の昇降が困難となります。
進行期:安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。
【診断】
医師による診察、時に触診で膝内側の圧痛の有無、関節の動きの範囲、腫れや変形などの有無を調べます。また、X線(レントゲン)検査で診断し、必要によりMRI検査などをします。
【治療】
■痛み止めの内服薬や外用薬
■膝関節内にヒアルロン酸の注射
■リハビリ
■物理療法
■足底板や膝装具の作成
このような治療でも治らない場合は手術治療も検討します。
関節鏡(内視鏡)手術、高位脛骨骨切り術(骨を切って変形を矯正する)、人工膝関節置換術などがあります。
参考:
1)日本整形外科学会「変形性膝関節症」
2)OMRON痛みwith
理学療法士による変形性膝関節症のリハビリはどんなことを行うか?
原因や症状は人それぞれ異なるので、まずは、痛みの出ている原因や理由を探します!
姿勢や歩き方に問題があるのか?畑仕事などで使いすぎていないか?筋力は十分にあるか?など
その原因に合わせて、マッサージや関節可動域訓練、筋力増強運動、歩行練習などを行っていきます。
専門的な知識でリハビリを行います。
ここでは、ご自宅でもできるリハビリを一部ご紹介します。
ただし、以下の運動は一般的に効果があるとされているものなので、運動時の姿勢や意識するところがずれてしまうと、症状を悪化させてしまう可能性があります。個人個人に合った運動を当施設の理学療法士やリハビリのスタッフに指導を受けることをお勧めします。また、痛みの出ない程度で行いましょう。
膝が伸び切らない場合は、無理せず行いましょう。
ももの後ろ、ハムストリングスのストレッチです。
膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)のトレーニングになります。
階段の上り下りや歩くのが痛い方は、スクワットなど体重がかかるものよりもこの運動がおすすめです。
〒184-0004
東京都小金井市本町4丁目1-1
小金井ハイツ105号
JR武蔵小金井駅徒歩8分
駐車場:1台有
9:00~16:00
土日・祝日