ご利用者様の声

約2年前にパーキンソン病の診断を受け、徐々に歩行中のふらつきや体力の衰えを感じるようになり、4月に当施設へご来店頂きました。
もともと身体を動かすことが大好きな方で、趣味で若いころから登山を続けられてきましたが、コロナ感染症による自粛などで屋外に出る機会が減ってしまい、体力や筋力の衰えを自覚されはじめていたそうです。
初回のカウンセリング時から、「また体力に自信がついたら山登りに行きたいんです。」とのご希望が聞かれたため、今年の秋頃に山登りへ行くことを目標に半年間リハビリを継続してきました。
当施設でのリハビリ以外でも身体を動かす時間を作れるように、ご自宅で行える自主トレーニングメニューをご提案し、毎日意欲的に取り組んで頂きました。そして、リハビリを開始して2ヶ月が経過する頃には、バランス機能検査で点数の大きな向上がみられるまでになりました。

そして先日、約4年ぶりとなる登山にチャレンジ！場所は山梨県の大菩薩嶺でした。
登山道では、急な勾配や岩場など大変な箇所もありましたが、休憩を挟みながらご自身のペースで少しずつ着実に頂上へ歩みを進めて行かれました。そして、お昼すぎに無事に山頂へ！２人で喜びを共有しました(^^)

帰りの道中、念願の山登りに行けたことについてお喜びの声を頂くとともに、「また山に登る意欲が出てきたような気がします！また次の機会がありましたら宜しくお願いします。」と笑顔でお話下さりました！

4年ぶりとなる登山に同伴させて頂き、私自身もとても良い経験・思い出を得ることができました。ありがとうございます！
また次の目標にむけて一生懸命頑張らせて頂きますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します！

担当：理学療法士 沖野

(2023年10月記載)